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-季節に合わせた食事で健康維持 所沢さくら動物医療センターの栄養アドバイス

季節が変われば体調も変わる

犬や猫は人間以上に季節の変化に敏感です。気温や湿度の違いによって、食欲や代謝、体調の変化が起こりやすくなります。
そのため、同じ食事を一年中与えるのではなく、季節に合わせて栄養バランスを見直すことが大切です。

所沢さくら動物医療センターでは、診療とあわせて季節ごとの食事管理についてもアドバイスし、ペットの健康を長期的に支えています。

春:予防シーズンに向けた体づくり

春はフィラリア予防やワクチン接種の時期にあたります。体調を整えるために、消化に良いフードや栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
また換毛期にあたるため、皮膚や被毛を健康に保つオメガ3脂肪酸を含むフードもおすすめです。

夏:熱中症予防と水分補給

暑い夏は食欲が落ちやすく、脱水や熱中症のリスクが高まります。
所沢さくら動物医療センターでは、ウェットフードやスープタイプの食事で水分摂取を促す方法を提案しています。
また、消化に優しい軽めの食事で胃腸への負担を減らすことも重要です。

秋:食欲の秋に注意

過ごしやすい秋は食欲が増しやすく、肥満リスクが高まります。
病院では、体重測定をしながら給餌量を調整し、低カロリーフードや運動習慣を組み合わせるよう指導しています。
関節に不安がある子には、サプリメントの併用も推奨されています。

冬:エネルギー補給と泌尿器ケア

寒い冬は基礎代謝が上がり、エネルギー消費が増える一方で、水分摂取量が減る傾向があります。
その結果、膀胱炎や尿石症など泌尿器系の病気が増えるため、病院では冬の飲水習慣と適切なフード選びを重視しています。

療法食やサプリメントの活用

持病を持つペットには、季節の変化に合わせて療法食やサプリメントを調整することもあります。
腎臓病や心臓病、皮膚疾患に応じた食事管理を行うことで、季節ごとのリスクを最小限に抑えられます。

まとめ:四季に合わせた食事が健康を守る

犬や猫の体調は季節ごとに変化します。所沢さくら動物医療センターでは、春夏秋冬に応じた食事管理と栄養指導を通じて、ペットの健康を一年中サポートしています。

「最近食欲が落ちている」「体重が増えてきた」など小さな変化も、食事を見直すきっかけになります。
四季のリズムに合わせた栄養管理で、愛犬・愛猫と快適に暮らしていきましょう。

2025.09.26